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  • 執筆者の写真maruimike

在庫管理ってした方がいいの?どうやってやってる?

ご質問いただき、ありがとうございます。鍼灸院とエステサロンのミックス店舗における在庫管理について、以下のように指針を提案いたします。


1. キャンペーン商品の在庫管理:

- キャンペーン商品は、短期的に需要が高まる可能性があるため、在庫管理表に載せることをお勧めします。

- 手間を軽減するために、キャンペーン専用の簡易な在庫管理シートを作成し、キャンペーン期間中のみ使用することを検討してください。

- キャンペーン終了後は、残った商品を通常の在庫管理表に統合するか、次回のキャンペーンまで別途保管してください。


2. 在庫管理の頻度:

- 日常的に使用する消耗品(例:鍼、オイル、タオルなど):週1回の在庫確認

- キャンペーン商品:キャンペーン期間中は週1回、それ以外は月1回

- 長期保存可能な商品(例:サプリメント、化粧品など):月1回

- 高額商品や在庫数の少ない商品:週1回


3. 在庫管理の方法:

a. 定期棚卸し方式:

- 月1回など定期的に全商品の在庫数を確認し、記録する方法

- メリット:正確な在庫数が把握できる

- デメリット:時間と労力がかかる


b. 継続記録方式:

- 仕入れや使用の都度、在庫数を更新する方法

- メリット:リアルタイムで在庫状況を把握できる

- デメリット:記録漏れのリスクがある


c. ABC分析:

- 商品を重要度によってA(重要)、B(中程度)、C(それほど重要でない)に分類し、管理の頻度や方法を変える

- メリット:効率的な在庫管理が可能

- デメリット:分類の基準設定が難しい場合がある


店舗の運営上、以下の方法をお勧めします:


1. 日常的に使用する消耗品:継続記録方式

2. キャンペーン商品:キャンペーン期間中は継続記録方式、それ以外は定期棚卸し方式

3. 長期保存可能な商品:ABC分析を用いた定期棚卸し方式


これらの方法を組み合わせることで、効率的かつ正確な在庫管理が可能になります。また、在庫管理ソフトウェアの導入も検討してみてください。これにより、手作業での管理よりも効率的に在庫状況を把握し、発注のタイミングなども自動化できる可能性があります。

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